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少し前に、上司から新卒向けの会社説明会で社員紹介としてこれまでの経験を話してほしいと言われ、入社してからの業務内容を資料にまとめて準備していたのですが、今月各拠点で開催を予定していた会社説明会は中止となり、本社からオンライン動画配信されることになりました。
今月はお話しする機会がなくなってしまったので、こちらで少しご紹介させていただこうと思います。

私が知的財産サポート業務を担当するようになったのは、人材を探していた今の上司から声をかけてもらったことがきっかけでした。それまでは別の部署にいてマニュアル制作関連の業務をしていました。

知財事務は、語学力、事務処理能力、専門知識が必要になりますが、知財の知識は全くありませんでしたので、事前に学習してから仕事を開始しました。(知識がなくても、社内研修で学習でき、必要な知識を習得できます!)

色々なお客様先で勤務しましたが、そのひとつは大手メーカーの研究機関でした。発明者や特許事務所、親会社と関わりながら、特許出願から権利維持するまでの管理業務を担当しました。特に、発明者である技術者とやり取りをすることが多く、忙しい技術者にいかに期限内に対応してもらうか、工夫しながら進めました。特許の書類を捌いたり、関係者と調整して、特許の手続きを期限内に進められたときにはやりがいを感じました。

業務は違いますが、マニュアル制作業務で経験した(苦労した)ことが、知財事務での期限管理や関係者との調整に役立ったと思います。関係ないように思えることでも、後々何かの役に立つことがあるんだと実感した経験でした。