その道で一人前になるにはどのくらいの時間が必要になるか、ご存知ですか?
一般的には、1万時間、つまりフルタイム勤務で5年間必要と言われています。ちょっぴり気が遠くなりますね・・・
ただ、米国の作家、ジョシュ・カウフマン氏の調査によると、未経験者がまあまあのレベルに到達するには"20時間でよい"のだそうです。ポイントは、"習得したいことを小さく分解して、集中して20時間取り組む"ことなんですって。
特許事務スクールでは、特許事務スタッフとして必要な知識とスキルを習得できるように、5つの要素に分解してお教えしていますが、まずは、"特許書類が判別できるようになる" という目標は全員クリア。
20h以上、審査書類情報を集中して見る、という課題をきちんとこなした成果ですね^^
みなさんは、下記の審査経過(書類名)を見て、誰から誰に発送/提出された書類か、書類の提出期限はいつなのか、お分かりになりますか?
1. 特許願
2. 請求の範囲
3. 明細書
4. 図面
5. 要約書
6. 出願審査請求書
7. 検索報告書
8. 拒絶理由通知書
9. 意見書
10. 手続補正書
11. 拒絶理由通知書
12. 手続補正書
13. 意見書
14. 特許査定
実は、漠然と見ていても何も頭に入ってこないので、下記のようなワークシートを使っています。手続の流れ(縦)と手続に付随する書類(横)の関係をちゃんと押さえれば、書類の判別はあっという間に習得できます。
「ちょっと勉強してみようかな」と思った方は、ipschool@a-ibs.comまでお気軽にお問い合わせください。