最近は、異常気象のためか、彼岸をすぎても暑い日が続いたりしますが、そんなこと関係ないよと言わんばかりに、今年も彼岸花が咲き始めました。
気温の影響をもろに受ける桜は、開花時期が平気で1~2週間ずれますが、彼岸花は遺伝子内に暦が組込まれているかのごとく彼岸が近づくと咲き始めます。道を歩いていて、突然あの真っ赤な花に遭遇すると、ちょっとドキッとします。
名前の由来は、彼岸ごろに咲くから彼岸花、当然です。でも地方によっては、「死人花(しびとばな)」「地獄花(じごくばな)」「幽霊花(ゆうれいばな)」と呼ばれ、赤い花と怪しげな形態から、不吉なイメージを連想してしまう人も多いようです。
サンスクリット語では、曼珠沙華(マンジュシャゲ、またはマンジュシャカ)と呼ばれています。
天界に咲く花という意味。おめでたい事が起こる兆しに赤い花が天から降ってくる、という仏教の経典から来ています。
<引用先>
けっして、縁起の悪い花ではないので、安心してください。
「曼珠沙華、
咲くべきときは、
己が知る。」
個人的には、「曼珠沙華」 と聞いて、山口百恵の歌を思い浮かべた人がどれくらいいるかが少し気になります。
<参考にしたサイト>https://ja.wikipedia.org/wiki/ヒガンバナ