ak です。
突然ですが、みなさんは、ドライブはお好きでしょうか?
わたしは、2年ほど前にクルマを買い換えたのですが、以前のクルマでは感じられなかった「運転していて楽しい」という感覚を最近感じることが多いです。
(ちなみに、お金はないので、スポーツカーには乗っていません…)
しかし、一方では、ガソリンなどの「燃料資源の枯渇」という大問題があります。
あと数十年でこうした燃料は枯渇すると言われ、最終的には飛行機やバスなどの公共機関に優先して燃料が供給されるようになるでしょうから、一般市民には「ドライブ」という贅沢を味わう機会がなくなるかもしれません。
そんな問題に対する回答の一つとして、EVがあります。
その名の通り、電機のみを動力とする車両なので、燃料資源が枯渇しようが、基本的には問題ありません。(ただ、その電気をどうやって作るか?という問題はありますが)
2011年現在、このEVと内燃機関のハイブリッド構造を持ったクルマが爆発的に売れていますし、純粋なEVも、徐々に一般の市場へ売り出されてきました。
ただ、それらのクルマに試乗した人たちの声を聞く限り、「エコ」とか「低燃費」というキーワードは聞こえてきても、「楽しい」というのは聞いたことがないのです。
クルマに乗ることを「単なる移動として済ませたくない」と思うのは、ワガママなのでしょうか?
マツダという会社は、「エコだからといって、走りは犠牲にしたくない。ハイブリッドやEVに行く前に、今の技術にもっと磨きをかければ、今よりもエコで、今と同じ『車を運転する楽しさ』を提供できる」という趣旨のもと、「SKYACTIVE」というキーワードを打ち立てて、既存技術の見直しにより、「エコ」と「楽しさ」を両立させています。
これにより、いわゆる「燃費」はハイブリッド車に勝るとも劣らないレベルにはなっていますが、排気ガスの問題は如何ともしがたいため、完全な回答にはならないかもしれません。
しかし、その心意気(?)は、クルマを提供される一ユーザ-としては、非常に嬉しく思います。
でも、もしも燃料資源が枯渇してしまって、EV しか選択肢がなくなったら、こんなクルマに乗りたいな…と思う今日この頃です。