皆さんは、会社やご自宅でUSB機器を使われる際、コネクタの向き(裏表)が違うことでポートに挿せず、悩まれた経験はないでしょうか?
このたび、USBという規格が誕生してから20年近くも経って、ようやくその問題が解消される見通しになりました。
具体的には、USB 3.1の規格に準拠しつつ、コネクタの形状が「Type-C」と呼ばれるものの規格化が完了した…ということになります。
このType-Cというコネクタは、既存のモノとは形状が異なるんですね。
* ご参考までに、USBコネクタの形状には、こんなものがあります。(Wikipediaより)
これにより、上述した「コネクタの向きが違う」という理由で、ポートに挿せないということはなくなる訳ですが、USBという規格に合致した商品はかなり普及しているので、「裏表なく挿せるようになる」というだけでは訴求力はないかもしれません。
しかし、USB3.1規格への準拠により、データの転送速度や給電容量も上がっていますので、そのうち、ぼちぼち、じわじわとメジャーになるかもしれませんね。