行ってきました。町工場見学ツアー。
参加者は20名弱。車4台に分乗して、広島市内から約1時間半の鉄工所へ。
工場長のおじさんが特別に講師役をつとめてくれました。
当日までは「若い女の子の前じゃ、わしゃぁよーしゃべらんで」と言っていましたが、普通にペラペラしゃべってくれました。ただし、広島弁のノンネイティブには所々わからなかったみたいです。
この工場では、自動車生産ライン設備や自動倉庫関連のものを作っていて、ひととおりの機械が揃っています。
原始的なものばかりなのですが、今の機械はほとんどコンピューター制御で仕組みは分かりづらいので、機械のことを知るには逆に良かったかもしれません。
最初に、機械やさんの仕事の流れを軽く説明してから、いよいよ機械のデモへ。
まずはシャーリングから。英語ではShearing machineです。鉄板をせん断(Shear)する機械ですね。
思った以上にみんな真剣で、シャーリングだけで数十分経過。鉄板を切るだけの簡単なお仕事で良いリアクションをもらえるので、工場長の調子も上がってきました。
続いて、鉄板を曲げる油圧ベンダー(Hydraulic bending machine)。イヨッ!日本一!
そしてボール盤(Drilling machine)。
右の写真のコマみたいなのは、あけた穴の面取りに使ったりするセンターリーマ(reamer)です。
その後、旋盤(Lathe machine)、フライス盤(Milling machine)とつづき、休憩を挟んでいよいよアーク溶接(arc welding)。
溶接面3人組の画がシュールです。
ここまでですでに3時間経過。
みんなが一生懸命学んでいる間、私は工場前の道路で車に轢かれた蛇(snake)を片づけて(throw away)いました。
これはホイスト(overhead crane)。ホイストでの作業には、玉掛けの資格が必要です。
ほかにも、サンダー(disk grinder)、ねじ切り(thread cutting machine)、パイプベンダー(pipe bending machine)、のこ盤(bandsaw machine)、チェーンブロック(chain hoist)、フォークリフト(folklift truck)などを見て、最後はガス切断(oxyacetylene welding/cutting)。
たっぷり4時間。意外に好評だったので来年またやりたいと思います。
その前に今度は、ダム見学ツアー(dam tour with BBQ)なんかどうですかね。