(写真はWikipediaより)
ak です。
先日まで東京ビッグサイトで開催されていた「第42回 東京モーターショー」で、
面白いタイヤが発表されたという記事を見つけました。
タイヤというのは、ご存知の通り、ゴムの中にある空気が何らかの理由で漏れたりすると、
本来の役割を果たせなくなります。いわゆる「パンク」というヤツですね。
こうなってしまうと、即座に、あるいは数十分程度でタイヤがぺったんこになってしまい、
車は自走できなくなります。
また、走行状態によっては、危険な状況にもなりかねません。
そんな緊急時の危険性を減少するために、近年、「ランフラットタイヤ」と呼ばれるタイヤが
増えています。
詳細はこちらをご覧いただくとして、簡単に言うと、タイヤがパンクしても、
一定の距離(80~100km程度)を走れる仕組みを持つタイヤなのです。
タイヤの側面が裂けるのでなければ、すぐに走れなくなるということはないので、
パンクしても、落ち着いて、タイヤを交換できる機会を探ってね…というワケですね。
ただ、今回ご紹介したタイヤは、上述したランフラットタイヤとは違い、
基本的に「パンクしない」構造のようですね。
乗り心地や熱耐久性などもふまえて、自動車以外の移動手段にも
使われるのかもしれませんが、「パンクしない」というのは、
タイヤという古典的な構造を持つ部品にとっては、画期的な改良かもしれませんね。