先週の日曜日、プレミア12の日韓戦のあとに「プレデターズ」という洋画が放送されました。
新聞欄に書かれた「プレデターズ」というタイトルがひっかかり、キャストまでよく見ていなかったせいか、てっきりアーノルド・シュワルツェネッガーが出てくるものだと思っていました。見始めて、なんか違う!!アーノルド・シュワルツェネッガーが出てきません。シュワルツェネッガー主演の第1作は「プレデター」で「ズ」が付いていないのだと気が付きました。
せっかくなので最後まで観ましたが、なんか紛らわしいタイトルの付け方だなーと思いました。
すでに第2作は、「プレデター2」といっているわけだし。今回のはシリーズ第3作なので、単純に「プレデター3」でいいじゃないとも思いました。
そこで、これは日本語のタイトルがおかしいのではないかと、英語のタイトルを確認。
原題 | 日本語タイトル | プレデターの数 | |
---|---|---|---|
第1作 | Predator | プレデター | 1匹 |
第2作 | Predator 2 | プレデター2 | 1匹で最後にたくさん |
第3作 | Predators | プレデターズ | 4匹 |
第1作のPredator(プレデター)は、1匹でした、しかし第3作では4匹出てきました。だからPredators(プレデターズ)なんですね。
日本人にとってもっとも苦手な複数形の活用の大事さを再認識です。
日本語のタイトルからは「プレデターの単なる続編でしょ」くらいの感覚しか湧いてきませんが、英語タイトルでは“s”が付くことで、続編であると同時に、「あの恐ろしいプレデターがたくさん出てくるのよ」みたいなことが伝わってきませんか。
日本語タイトルを決める時に、「プレデター3」としなかったのは、作者の意図をくみ取って、あえてカタカナ訳「プレデターズ」としたのかなー
もうひとつの有名なSFシリーズといえば、エイリアンですが、こちらの日本語タイトルは、残念ですが単純に連続につけられていました。
原題 | 日本語タイトル | プレデターの数 | |
---|---|---|---|
第1作 | Alien | エイリアン | 1匹 |
第2作 | Aliens | エイリアン2 | クイーン1匹と無数のオス |
第3作 | Alien3 | エイリアン3 | たくさん |
第4作 | Alien: Resurrection | エイリアン4 | たくさん |
第1作はエイリアンが1匹なので単数、第2作はたくさんいるので“s” が付きました。第3作は何故か乗数3を使用、おそらく“s” では足りないほどのエイリアンがいると言いたかったのでしょう。第4作はエイリアンの数ではなく、エイリアンも主人公のリプリー(シガーニー・ウィーヴァー)も以前のものとは別の個体として蘇っていることにスポットを当てたかったようです。
作者の意図をくんで、T.K.流に日本語タイトルをつけると、
第1作 エイリアンという奴
第2作 エイリアンという奴ら
第3作 エイリアンという奴らがいっぱい
第4作 エイリアンという奴ら:蘇り編
第2作 エイリアンという奴ら
第3作 エイリアンという奴らがいっぱい
第4作 エイリアンという奴ら:蘇り編
なんですが、日本では単純に、連番のほうが分かり易くて良いのかもしれません。
ちなみに、ちょっと古くなりますが、「ローマの休日」の英語タイトルは 「Roman Holiday」です。
アン王女(オードリ・ヘップバーン)と新聞記者ジョー・ブラッドレー(グレゴリー・ペック)のローマでの切ない24時間の恋を描いているので、ちゃんと「Holidays」ではなく、「Holiday」になっていますよ。
いやー映画のタイトルって本当に面白いもんですね~。
それでは皆さん、またお会いしましょう。
さよなら、さよなら、さよなら
T.K.