先日、
ひさしぶりに音戸大橋をグルグルしたかった、
第二音戸大橋が開通してから一度も渡ったことがない、
という二つの理由で、呉の音戸までドライブに行ってきました。
音戸大橋は、広島県人なら誰もが一度か二度は訪れたことがある観光地です。
広島では免許をとった人が、必ずドライブで行く場所のベスト3位に入る有名な橋です。
本当の見頃は、桜の咲く3月下旬から、つつじの咲く5月上旬なので、この時期は、音戸の瀬戸公園の駐車場はクルマも少なく余裕がありました。
桜もつつじも咲いていない音戸大橋も、橋の赤さが一際目立って良いじゃないですか。
天気も良いので、駐車場にクルマを止めて、周辺を散策してみることにしました。
駐車場から、案内板に従って、山道を少し登って、音戸の渡船の所まで、下ります。
その途中に見える第二音戸大橋、さすがに大きいです。
赤く美しいアーチ橋 (正式には中路式鋼ニールセンローゼ固定アーチ橋という構造)
10分ほどで渡船の所まで下りてきました。
幅わずか120mの狭い海峡を、松山行きフェリーと海上保安庁の船が航行し、渡船のつばめ号がザッブンザッブン波に揺れています。
(これが珍しいことじゃない、まったく日常の風景)
第二音戸大橋の下に来ました。
橋の裏側まで真っ赤です。赤い橋萌えの私はもうキュン死状態です。
遠くに目をやると、
なにやら、あそこにも赤い橋が。。。。
ならば、ズームイン!まるで音戸大橋のミニチュアみたいです。おまけがついて、ちょっと得した気分です。
後で調べたら、これは、第三音戸大橋とも呼ばれている、坪井広場横断歩道橋だそうです。
ここからの眺めも素晴らしく、夕日スポットでもあるそうです。
いったん、歩いて駐車場まで戻り、今度はクルマで標高約200mの高烏台に移動しました。
ここからの眺めも素晴らしいものでした。
歩いて登るには正直シンドイ気がします。
ここには、平清盛公が、音戸の瀬戸の工事の完成を急ぐために、沈む夕日を金の扇で中天まで招き返したときに立った伝説の岩「日招き岩」があります。
実際に足跡と杖を突いたとされるくぼみがありますが、「信じるか信じないかはあなた次第!」
音戸は免許取りたてのドライブ以来ご無沙汰しているという人、たまーに来ると、新鮮な気分が味わえますよ。
次回、私は弁当持参でゆっくりウォーキングというプランで来てみたいなと思いました。
そのときは、日本で一番短い定期航路の音戸の渡船もコースに組み込みたいですね。
音戸の瀬戸公園
T.K.