8月15日、世界第2位の大きさを誇る豪華客船「Quantum of the Seas(クァンアム・オブ・ザ・シーズ)」が来航しました。
言い訳みたいにアジア最大とも謳われていますが。デカイことには変わりありません。
 
数字で表すと、こうなります。
総トン数 :167,800トン
乗客定員:4180人
乗組員数:1500人
全長 :348m
全幅 :41m
喫水 :8.5m
巡航速度:22.0ノット
 
数字だけでは、どのくらい大きいのか分からないので、さっそく現場にいって確認してきました。
まずは、全体を撮影するために、港の近くの山頂からパチリ。
クァンタム・オブ・ザ・シーズ
 
斜め前方からの構図も欲しいので、対岸に移動してパチリ。
クァンタム・オブ・ザ・シーズ
 
その後、さらに移動して宮島行きフェリーからパチリ。
クァンタム・オブ・ザ・シーズ
(こんな遠くからも視認可能、やはりすごく大きい)
 
その後、入港した岸壁に設けられたおもてなしゾーンから行き、パチリ、
クァンタム・オブ・ザ・シーズ
近くで見ると、でかいマンションかホテルのようです。
ベランダに普通に洗濯物干してる人もいました。。。
 
パチリ、
クァンタム・オブ・ザ・シーズ
パチリ。
クァンタム・オブ・ザ・シーズ
近すぎて、全体が撮れません。
やむを得ずパノラマモードでパチリ。
 
船内には入れないのがとても残念でした。
クァンタム・オブ・ザ・シーズ
編集注:8月25日の入港時は、抽選で50名船内に入れます。ただし、残念ながら台風15号の影響で、寄航は中止になりました(代わりに韓国へ)。
 
おもてなしゾーンでは、神楽ショーがあったり、広島の物産やお好み焼きのブースなども出ていました。
それから、AIBSで翻訳した広島の観光マップ(英語版、中国語版、韓国語版)が置いてありました。
クァンタム・オブ・ザ・シーズ
 
舟の上には90m上昇して絶景を楽しめる展望台「ノース・スター」
クァンタム・オブ・ザ・シーズ
 
 
最後に、夜の出港シーンもパチリ。
クァンタム・オブ・ザ・シーズ
 
翌日の新聞発表によると、乗員乗客合わせて6400人が来広。
つまり、大型飛行機(定員、約500名)が約12機、新幹線(定員、約1300名)約5編成が一気に到着したと思えば、そのスケールが分かりますね。
 
 
上海からのお客様は、120台のバスに分かれて乗車して、宮島や平和公園、ショッピングセンターに向かいましたが、
12時の入港から21時の出港までの9時間のうち、おそらく入出国手続きやバスによる移動にかかる時間を差し引けば、自由時間は4時間ほどで、観光して、さらに買い物するというのは難しかったようです。
爆買い(経済効果は1億円)を待ち望んでいた家電量販店やドラッグストアは、事前の予想に反して、肩すかしをくらったみたいです。
 
 
それでも、港の近くにあるショッピングセンターのフードコートには、大量の観光客が押し寄せて、知り合いの娘さんがアルバイトをしている牛タン専門店でも中国語の対応に苦労したそうです。
炭焼き牛タン仙台なとり 広島
(写真はイメージです)
 
大阪や秋葉原なら手慣れたものなのでしょうが、広島の対応はまだまだじゃね。
 
豪華客船の旅は高そうなイメージですが、5泊や6泊で10~15万円と意外にリーズナブルです。ただし、上海に行かないといけないのと、旅先はほとんど日本か韓国ですが。
 
これからも、セレブリティ・ミレニアム号、クイーンエリザベス号など豪華客船が入港する予定なので、撮り船(とりふね)にとっては嬉しいかぎりです。
 
T.K.