近頃、パナマ文書で話題になっている租税回避地。恥ずかしながら、今日に至るまで、「タックス・ヘブン」と思っておりました。
かつては「税金が節約できる天国みたいな国」というイメージで、みんな「タックス・ヘブン」と言っていたような気がします。
ところが、今はニュースでも新聞でも「タックス・ヘイブン」と表示され、発音されています。
たしかに英語は“Tax haven” 発音 [héivn] なので、ずーっと、ヘブン(天国)と思っていた私が間違っておりました。
 
このほかにも勘違いの代表的なものを挙げてみると、
 
スイート・ルーム
ホテルの最高ランクの部屋で、その部屋には、お菓子や、果物が常備されていて、それらがすべて食べ放題という理由、
または新婚さんが甘いハネムーンで利用するという理由で、“Sweet Room”と勘違いされがちですが、
正しくは“Suite room” 発音 [swíːt]、家具や調度品一式が備えられた高級な部屋のこと。
さらに、スイート・ルームは和製英語で、“Hotel suite”が正しい英語。
 
フリー・マーケット
誰もが自由に不要になったものを出品して販売できる市場と思われ、“Free market”と勘違いされがちですが、正しくは“Flea market” 発音 [flíː]、本来は、蚤の市で、蚤が付くほど古くなった古着などを販売するための市場のこと。
 
ニコラス・ケイジ
誰もがいちどはニコラス刑事と勘違いするアメリカの男優さん、70本近い映画に出演して実際に刑事役を演じたのは2009年の「バッド・ルーテナント」だけのようです。
ニコラス・ケイジ刑事を見てみたいかたは、是非ご鑑賞ください。
 
このような勘違いは、なかなか人から指摘されることはなく、何故かいつのまに自分で気が付いて、すごく恥ずかしい気分になるんですよねー、
皆さんもそのような経験はありませんか?
 
T.K.