前回に続きます。派遣社員から正社員へ。新しいキャリアをスタートした登録者さんに近況を伺いました。

目次

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派遣としての入社で、肩の力を抜くことができました(H.O.さん/女性)

■ 転職先の職場はどんなところですか

少数精鋭の特許事務所で外国特許事務と庶務を担当しています。和を大切に、お互いを尊重しながら協力して仕事を進めています。所員同志の距離が近く結びつきが深く、各所員が事務所を大切に思っていて、所長と所員の方との信頼関係も感じられます。

■ どのようなところにやりがいを感じますか

法廷期限内にきちんと手続きを完了した際に、安堵の気持ちと同時にやりがいを感じます。過去に出願実績のない国などは、先ずは自分で色々と調べ、現地代理人から正しい情報を入手した上で手続きを進めるので、時間と労力がかかる分学ぶことが多く、新たに知識を高めることができます。また、どんな小さなことでも、お客様や他の所員の方のお役に少しでも立てたかなと感じた時に、嬉しい気持ちと同時にやりがいを感じます。

■ 最初に派遣という働き方を選んだ理由は何でしたか

これまでの自分の働き方や性格を考え、いきなり正社員ではなく、職場の雰囲気、仕事内容を確認できる環境に身を置く方が合っていると思ったからです。

■ 派遣社員と正社員、違いはなんでしょうか

正社員の時は、せっかく正社員として入社したのだから、どんな状況でも、我慢して続けなければもったいないと言う思いが常に頭にあり、仕事の内容や環境、そして何より自分自身をあまり大切にしていなかったように思います。ですが、派遣社員としての入社は、気負いもなく肩の力を抜くことができ、自分自身がどう感じるかを大切に、仕事と向き合うことができました。また、企業での就業が長く、転職活動の際には少人数の事務所で働くことがイメージできていなかったのですが、派遣という働き方のおかげで、私はこれまでの先入観を捨てて選択肢を広げることができました。