週末、「中国地区矯正展」というのに行って参りました。
耳慣れないこのイベント、何かというと、なんと刑務所の見学会、というものでした。
今年の1月、刑務所から受刑者が脱走、という事件が広島で起きたのですが、まさにその
「広島刑務所」です。
「矯正展」というからには、受刑者の方々の社会復帰を応援するようなイベントで、
よもや交流会などあるまいな…とドキドキして大雨の中行ってきたのですが、
さすがにそれはなく、うどんやぜんざい、大判焼き、産地直送野菜などの出店が出ていて、
屋外イベントでは歌や踊りありの、お祭りのようなイベントでした。
あいにくの大雨でしたのであんまりゆっくりイベントそのものは楽しめなかったのですが、
刑務所内の見学、というのができるようになっていて、順路に沿って刑務所内を
見学して回りました。
これがまた歩けど歩けど一向に元の場所に戻る気配がない、というぐらい広くて、
道々立っているコワモテの刑務官さんたちに見つめられながらぐるぐると
歩いて回りました。
広島刑務所は老朽化が激しく、最近新しい建物が続々できているようで、
今年の夏まで40年以上使われていた宿舎?の見学もできました。
新しい建物は、高齢者向けのバリアフリーの綺麗な部屋もあり、
テレビもついていてなかなか快適そうでした。
刑務作業をする工場もあり、印刷工場では年賀状印刷なども請け負っているそうです。
100枚1,000円ということなので、結構安い??
写真は、刑務所の塀の外、まるで銭形警部が「ルパン、ルパーン!!」と出てきそうな
監視塔です。
で、これは出店で売っていたコッペパン。
巨大コッペパンがなんと2ヶで100円です!
実際に刑務所で出されているものかどうかは分からないのですが…。
給食に出てくるようなシンプルな味わいでした。