夢の超特急

ようやく春の気配を実感することができる季節となりました。それは早朝から聞こえてくる鳥のさえずりでも実感することができます。カラスやスズメの鳴き声は一年中聞こえますが、数週間前から縄張りを主張しているキジの鳴き声が響くようになりました。そして数日前からは、ウグイスの声が耳に入るようになり、もう少し待てばツバメの鳴き声も聞けるはずだと楽しみにしています。つぼみのままだった梅の花もようやく満開となりました。昨日あたりから桜の開花のニュースが流れ始め、一気に春がやって来たようです。天気予報では「寒の戻り」があるので注意するよう呼びかけていますが、もう気分は春まっただなかで、うれしいばかりです。

今年は、3月でラジオ放送が開始されてから100年の節目を迎える「放送100年」という年です。元ラジオ少年としてはブログのテーマにしたいところですが、ここはぐっとこらえて・・・。100年ではありませんが、今年の3月で山陽新幹線全線開業50年になります。最初の東海道新幹線開業は1964年10月1日ですから、それから11年後ということになります。今では北海道から九州まで線路が延び、日本の大動脈となっています。人それぞれに新幹線の思い出があると思います。私が初めて新幹線を知ったのは、幼い頃に見た絵本でした。「夢の超特急」と紹介されていて、超特急ってどんな列車なのだろうとワクワクしながら挿絵を眺めたものです。

社会人になってからは、出張などで新幹線を利用する機会が増えました。新幹線での出張は、子供の頃に憧れた「夢の超特急」に乗れるのですから、毎回ワクワクしながら出かけていました。車窓から富士山が見えたときの高揚感、出張帰りに缶ビールをプシュッと開ける瞬間の開放感など新幹線にはさまざまな思い出が詰まっています。駅のホームで新幹線が入線してくるのを見ると、実は今でも子供のようにワクワクしています(表情はポーカーフェイスのはず・・・)。

これからも新幹線だけでなくいろいろな事に「ワクワクする」という感覚を大事にしていきたいと思います。

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