7月も中旬を過ぎました。これを書いている時点で梅雨はまだ明けていないようなので、アジサイのことを書いてみようと思います。庭のアジサイが7月に入ってからやっと咲きそろってきました。ニュースなどで見聞きする世間の開花と比べるとかなり遅いような気もします。標高が高く割と冷涼な地域だからかもしれません。ほかの草花も開花のタイミングが世間と比べて遅いような気がします。
紫陽花という漢字の由来とか、咲いている場所の土質によって花の色が変わるとか、アジサイはなかなか奥深いのですが、今回はアジサイの剪定について書きます。
写真を載せていますが、これでも例年と比べたくさんの花が咲きそろいました。そもそも庭の草木は放っておくとどんどん茂ってくるので、適度に剪定をしなくてはなりません。アジサイもそうです。これまでは適当に切って剪定と称していましたが、年々花を付けなくなっていたのでした。これはまずいと思いはじめ、アジサイついてよく調べてから剪定してみました。
昨年の夏の終わりに剪定したのですが、結果は翌年の夏になるまでわかりません。今年は5月の連休明け辺りからドキドキしながらアジサイの開花を待っていたのでした。日に日に花が形成されていくのを見て大変うれしく安心しました。実はサツキについても同様で今年はたくさんの花が咲いてくれました。この件で私が学習したことは、剪定をする時期とハサミで切る場所がポイントだということです。適当ではだめだったのです。知らないことに対して我流で対処するのは難しいと強く感じた一件でした。
花が咲くとか実を付けるという結果がわかるのは、剪定をした翌年になります。モノによってはその結果がわかるのは数年後になったりします。最近は、すぐに結果や成果を求めるという風潮があるように感じることが多いのですが、未来をイメージして日々をきちんと過ごすということ、そしてそれが未来の結果に繋がるということについても、あらためてアジサイに教えられたように思います。