今年は、桜の開花が全国的に早かったようです。開花を楽しみに待ち、満開になった姿を見て晴れやかになり、散った花びらにまで思いを寄せる、桜には不思議な魅力があります。春になると多くの人々が「花見」と称して桜を楽しむために公園や川沿いなどにわざわざ出かけます。普段は気付かないのですが、開花の時期になると都会の高層ビルの隣でも大きな桜を見ることができます。また遠くの山に目をやると山桜が白いかたまりとしてたくさん見えます。桜の花は、その時期になると日本中いたる所で見ることができるまさに国民的な花です。また古くから絵画、音楽などの中にも頻繁に登場してくることからも日本の文化に深く根ざしていることがわかります。きれいに咲いた桜を見ていると「花を愛でる」という感覚がわかるような気持ちになります。今年の桜は終わってしまいましたが、来年の開花を今から楽しみに待ちたいと思います。
大興グループでは、4月3日に入社式を執り行いました。当社AIBSは、2名の新しい仲間を迎えました。例年であれば会場の窓の外に桜が見えて印象的なのですが、残念ながら今年は建物が工事中であり全てのブラインドは閉められた状態でした。しかし部屋の中では、学生から社会人になるという引き締まった表情の新入社員たちと共に、久々にピリッと緊張感のある時間を過ごすことができました。かなり昔のことですが、自分の入社式を思い出しました。人生が長くなり現実にどっぷりと浸かってくると行き詰まることやネガティブな思いをすることも少なからずあるものですが、入社したての頃は、明るい希望と自信に溢れていました。「初心忘るべからず」「初心にかえる」と言われますが、何事も初めの頃の気持ちは前向きで純粋なのでしょう。これからも「初心」を思い出すことを大切にしていきたいと思います。