特許事務ブログ

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2018.11.14

《2018特許・情報フェア&コンファレンス 》が終了しました

11月7日~9日、科学技術館(東京・北の丸公園)で開催されました『2018特許・情報フェア&コンファレンス』、盛況のうちに終了いたしました。

多くの皆様に弊社ブースにお立ち寄りいただき、今年も喜ばしい3日間でした。足を運んでいただいた方々、誠にありがとうございました。

貴重なご要望・お問合せを参考に、これからも【「何とかしたい!困った!!」を解決します】をテーマに皆様の期待に応えられるサービスを提供できるよう尽力して参ります。

今後ともよろしくお願いいたします。

2018.09.12

シリーズ【知財事務を手放す】1:知財事務の現場に足りないこと

お知らせ

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この夏、大阪と東京で知財事務のアウトソースをご紹介する「知財まるごと管理」サービスのセミナーを開催しました。

「知財事務、思い切って手放してみませんか?」というテーマで、企業の知財事務や特許管理システムの仕事に携わっている方々(大阪では 24 社 、東京では 39 社)にご来場いただき、弊社が提供する知財事務のアウトソースサービスの事例を紹介しました。

20 年以上、知財事務のサービスを提供していますが、企業の知財事務が安定せず困っている企業が多くあります。

主な原因として
・知財事務を遂行する人に女性が多く、ライフイベントに伴う入れ替えが発生してしまうこと
・知財事務の仕事をする上で欠かせないツールである特許管理システムの入れ替えが数年単位で発生してしまうこと
が挙げられます。

そこで、知財事務の仕事をする人と使用する特許管理システムを固定させることで知財事務の仕事が安定するのではないか?と考えたのが弊社のアウトソースサービスです。
今回のセミナーでお客様からの質問に答える中で、さらに知財事務を安定させない要素に気がつきました。それは「業務が整理できていない会社はアウトソースできない」という点です。
整理ができていない場合、ルールがない、マニュアルがない(あっても形骸化)、業務が複雑化しているなどの状況が見受けられます。知財事務の仕事は煩雑・複雑になりがちで、アウトソースして手放したいと思う方が多いのですが、そもそも手放す(アウトソースする)前に整理整頓が必要です。アウトソースは業務見直しのよい機会になると思うので仕事を整理していただければと思います。
今流行りの RPA にしても RPA を導入したら仕事が一見楽になりそうですが、コンピュータに作業手順をインプットして実行させる必要があるため業務を標準化しないとコンピュータは動いてくれません。
知財の職場では、ルールが決まっていてそれを関係者がちゃんと守ってくれればしなくてもよい苦労を知財事務担当者がカバーしていることが多いように感じています。知財事務の重要性や特殊性をより多くの方にお伝えすることにより、知財事務を担当する方への配慮や理解が促進されていけばと思います。

何かお困りのことがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。私たちアビリティが何かお役に立てればと思っています。

2018.05.22

シリーズ【特許事務を仕事にする】16:適性判断のポイントは"おもしろい"と感じるかどうかです

特許事務のお仕事

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弊社では、毎年4月にグループ会社全体での新入社員研修を実施しています。事業内容が多岐にわたるため、内容は盛りだくさんですが、研修の一環として、知的財産権とビジネス(事業)の関わりについて理解を深める機会を設けています。

今年は、特許庁発行の雑誌【Tokkyo Walker】にも掲載されているユニ・チャーム(株)の"超快適"マスクを事例に、実際の商品に沿ったワーク中心の講義を行いました。

*【Tokkyo Walker】については以前の記事でも紹介しています→ 4:「Tokkyo Walker」のご紹介

マスク一つの製品に対し、特許権だけでなく、意匠権、商標権など複数の知的財産権が存在していることが分かります。この一つ一つの権利について調べることができるのが、J-PlatPatという日本特許庁のデータベースです。

ぜひ下記URLにアクセスして
1. "マスク"がどのような審査プロセスを経て特許権、意匠権、商標権を取得しているのか
2. 特許権を取得するときにどんな手続書類が提出されているのか
3. 特許・意匠・商標それぞれの制度の違いはどのような点にあるのか
を見てみてください。

◆マスクの審査経過と手続書類(審査経過や手続書類を閲覧できます)
1. 特許番号5436262号(マスク:やわらかストレッチ耳かけ)
2. 特許番号:5318002(マスク:エンボス加工)
3. 登録意匠:1411778(衛生マスク)
4. 登録商標:5599626(超快適)
◆手続フロー(権利取得までの流れ)
1. 特許
2. 意匠
3. 商標

"難しそうだけど、おもしろそう!"と感じた方には特許事務の適性があるかもしれません。特許事務の仕事を経験したことがない方には、制度や手続書類については就業前にしっかり事前教育しています。
少しでも興味を感じた方はお気軽にお問い合わせください!

2018.02.20

派遣社員からのキャリアアップ II

喜びの声(特許事務スクール)

前回に続きます。派遣社員から正社員へ。新しいキャリアをスタートした登録者さんに近況を伺いました。

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派遣としての入社で、肩の力を抜くことができました(H.O.さん/女性)

■ 転職先の職場はどんなところですか

少数精鋭の特許事務所で外国特許事務と庶務を担当しています。和を大切に、お互いを尊重しながら協力して仕事を進めています。所員同志の距離が近く結びつきが深く、各所員が事務所を大切に思っていて、所長と所員の方との信頼関係も感じられます。

■ どのようなところにやりがいを感じますか

法廷期限内にきちんと手続きを完了した際に、安堵の気持ちと同時にやりがいを感じます。過去に出願実績のない国などは、先ずは自分で色々と調べ、現地代理人から正しい情報を入手した上で手続きを進めるので、時間と労力がかかる分学ぶことが多く、新たに知識を高めることができます。また、どんな小さなことでも、お客様や他の所員の方のお役に少しでも立てたかなと感じた時に、嬉しい気持ちと同時にやりがいを感じます。

■ 最初に派遣という働き方を選んだ理由は何でしたか

これまでの自分の働き方や性格を考え、いきなり正社員ではなく、職場の雰囲気、仕事内容を確認できる環境に身を置く方が合っていると思ったからです。

■ 派遣社員と正社員、違いはなんでしょうか

正社員の時は、せっかく正社員として入社したのだから、どんな状況でも、我慢して続けなければもったいないと言う思いが常に頭にあり、仕事の内容や環境、そして何より自分自身をあまり大切にしていなかったように思います。ですが、派遣社員としての入社は、気負いもなく肩の力を抜くことができ、自分自身がどう感じるかを大切に、仕事と向き合うことができました。また、企業での就業が長く、転職活動の際には少人数の事務所で働くことがイメージできていなかったのですが、派遣という働き方のおかげで、私はこれまでの先入観を捨てて選択肢を広げることができました。

2018.02.06

派遣社員からのキャリアアップ

喜びの声(特許事務スクール)

派遣社員から正社員へ。新しいキャリアをスタートしたスクール卒業生に近況を伺いました。

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仕事の枠を超えて、組織を良くしたい、と考える前向きな姿勢が必要だと思います(S.Mさん/女性)

■ 転職先の職場はどんなところですか

移動通信業界の、企業の知的財産部です。

■ 業務について教えてください

仕事の内容は、外国新規出願の受付、その他附帯業務、知財管理システムの運用支援、権利化関連事務管理業務などです。英文読解力、各国の手続に関する知識はもちろん、業務を円滑に進める為の前向きな姿勢が求められているのを感じます。

■ どのようなところにやりがいは感じますか

業務を通じて、一つの特許登録に長い年月と沢山の人が関わることを実感しています。私が行う事務作業は些細かもしれませんが、参加できるという気持ちが持てています。

■ 最初に派遣という働き方を選んだ理由は何でしたか

子育て中の長いブランクがあり、主婦でも社会復帰が出来るのかという不安があったこと、そして、派遣の方が専門的な分野を学べるのでは、と思ったからです。

■ 派遣社員と正社員、違いはなんでしょうか

一般的なことですが、専門的な分野を極めている派遣社員は、いろいろな働き方が選べるという長所があります。一方、正社員となれば、将来、現在の仕事と全く違うことが要求される事もあります。また、会社や職場をより良くする前向きな姿勢が求められます。視野を広げてみたい人は、正社員の働き方の方が向いているのかもしれません。